ただ、ご存知の通り昨今はどこに行っても「禁煙」「禁煙」で、喫煙所を探すのも一苦労ですし、例え【喫煙エリア】で煙草を吸っていても何故か煙たい目で見られたり、挙句の果てには就活の際の採用条件に「非喫煙者のみ」等と書かれ始める事態となると流石に世の【嫌煙ムード】
もここに極めりという、非常に「喫煙者」を続けることが困難な世の中であることを感じてしまう今日この頃です。 正直寒気を感じて仕方がありません。
更に極めつけは煙草の「価格の高騰」
っぷりで、煙草を始めた学生の時分に比べてほぼ倍の様な値段
となってしまいました。ただでさえ煙草はコストの面が悩ましい所であったにも関わらず、これによってますます生活を圧迫することとなってしまいました。
自分が喫煙を止めざるを得ないと判断した直接の原因がこの「価格の高騰」です。
「禁煙を達成すると煙草の煙が嫌いになる」等という声もチラホラ聞こえますが、「煙草が大好きであるにも関わらず止めるに至った自分」は、手放した今現在も「煙草自体は好ましい存在」
だと思いますし、それ故に「喫煙の文化」が無くなってしまう世界の「嫌煙ムード」には寂しさの様なものも感じている次第です。
自分の場合はとなりに煙草を吸っている人がいても気にもしませんし、「煙草の副流煙で人に迷惑をかけて・・」
等という意見を聞きますが、そういった煙草の害は根拠も乏しく科学的な証明がされていない上に、もともと大気中には有害なものが色々漂っていますからね。(非喫煙者も生活の中から排出されるもので空気を汚していたりします。)
排気ガスガンガンの車を目前にして10m、20m先の喫煙所に目くじらを立てる等というのはナンセンスと言うかもはや滑稽ですらありますし、ちょっと自転車で10分20分走れば辿りつける場所に平気でブンブン車を乗り回している人や「趣味はドライブ」
という人はとても喫煙者の煙を悪くは言える筈もないのです。(これは一例を挙げているだけで、嫌煙家のする様に「車を運転する人」を問題視する意図はありません。)
というか、煙草について語られる場合に「定型文」の様にわいて出て来る「煙草は百害あって一利無し」
だの「喫煙時に安らぐのはニコチンの中毒症状が抑えられることで生まれる錯覚に過ぎないので意味がない」だの固くなに言い張る意見は何なんでしょうかね。
人が幸福であるかは「その人が幸福感を感じているかどうか」
で決まるもので、実際煙草を吸うことでホッと落ち着くひと時を楽しめますし、考え事の際は一服しながらの方が冴え渡りますので、何を外からイチャモンをつけようが「愛煙者にとっては煙草は生活を豊かにする嗜み」に違いないのです。
とある芸人は「煙草を吸ってホッとするのが俺にとっての一利やねん」と主張したそうですが、この点では私も共感する部分が強く、煙草を止めた今でも「ああ、やっぱり煙草って良いものだったんだな」と、思い返して感じることが多いです。 (もはや吸わなくても苦しくはないですが、何だかダラダラしてやる気が出ない時に「今喫煙時の様に煙草を吸えたらエンジンをかけられるだろうな」
と考える場合もあります。)
(頑なに根拠を示すでもなく「一利無し」を言い張る人はいったい【人の幸せや精神の充足】
というものをどの様な基準で捉えているのでしょうか。「ブータン国民の幸福感」も幻とでも言うのでしょうか。違いますよね。)
そんなこんなで言い始めるとキリが無いですが、やはり私は煙草の存在そのものは大好きですし、もはや「愛している」
と言っても過言ではありません。
しかしながら、この「止めないと悪になる理由」「続けることが困難な理由」が仕組みとして氾濫した世の中ですので、自分と同様に【煙草のことは好きなんだけど止めざるを得ない】【本当は吸い続けたいのに止めざるを得ない】【肩身が狭くて止めることを考えているけど、煙草の文化が排除されるのは悲しい】と言った「愛煙家なのに禁煙をせざるを得ない状況」
に至ってしまう場合も多く起こり得るのも実情です。
このマニュアルでは、そういった「禁煙に挑む愛煙家」「本当は吸い続けたいのに止めたい」という方にも確りと堅実にサポートできる様に、【煙草を止めると、どういう理由でどのような状態になる】【なので、どういった準備と対策を考えていけば良いのか】という内容を、私自身が「実際に一発で煙草を止めた経験」
を軸にして、更に「モニターさん」や「禁煙達成者」
の協力を得て研究/制作をさせて頂きました。
もちろん書いてあることは【全禁煙者に共通する内容】の為、普通に「煙草に嫌気が差して止めたい人」
にも禁煙を成功させるにあたって十分なだけの情報は揃えています。
ただしこれは繰り返しですが、「何の苦もなく嘘の様に卒煙をすることができる」「読むだけで煙草が止められる自己暗示」等の裏技テクニックを書いたものとは異なります。(分かりませんが「煙草が本当は嫌で仕方がないのに吸ってる人・本心から止めたい人」はそれらのマニュアルの方が効果があるかも知れません。)
この「禁戦」は「煙草のデメリット・悪質性」等という情報を並べられても完全に「しゃらくさい」様な「ズバリ愛煙者」の方にも参考にして頂ける様に、余計なうんちくや「禁煙正義論」
は抜きに制作
を行っているということです。
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